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【ジャパンアートの技術】組版について


 

後輩から

 

Q数って何ですか?

 

と質問をされたことがあります。

 

出版、編集において使用する文字の大きさの単位というのは

皆さまもご存じかと思います。

 

写植の時代にはこの単位が通常使われていましたが

  

では

 

Q数が、

今も使われているのは何故でしょう?

   

(と、先輩から教えていただきました。

 

余白、天地、ノド、小口の設定

紙面に入る文字数

一歯詰めでの本文組み 

などなど…

 

文字を組んでいく時に

 

級数(Q数)で作る文字組みが美しい理由も

そこにあるのかもしれません。

 

 

ホームページや動画制作などでは

ポイントやピクセル単位の方が便利なことも。

DX化が進む時代に合わせ、

使用用途によって使い分けるのも一つの手です。

 

とはいえ

昭和の文化が若い人にも愛される昨今。

 

 その頃の細やかな職人の仕事であった

写植の文字組みはとても美しいものです。

 

私は昭和期を代表する

グラフィックデザイナーの田中一光先生に感銘を受け

この業界に入りました。

 

様々な用途に合わせて進化するのはもちろんですが、

ジャパンアートの30年という今まで培ってきた組版の技術

これからも大切に引き継いでいきたいと思います。   

 

 

ジャパンアートでは、

ご紹介しました組版(書籍等)のお仕事も承っております。

もちろん、品質保持のため校正も体制を整えております。

 

価格は制作内容により異なりますので

まずは、ご要望を伺いしてから

お見積りいたします。

 

 

 

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この機会にぜひ、ご相談くださいませ。